大学生によるブログ

伊崎の快活日記。

伊崎の快食日記。

かぶのそぼろ煮、生姜風味/優しい煮物が体に染みる

更新日:

 

かぶの別名は春の七草のひとつに数えられる「すずな」。

しかし、「春」の七草というものの、七草がゆの季節は正月、つまりは冬です。

今回作った「かぶのそぼろ煮」は、かぶがおいしくなる晩秋~冬にかけてぜひ作ってほしい料理の一つです。

出汁で煮た優しい煮物ですが、生姜の香りがアクセントになり飽きません。

生姜が無くても作れますが、あると風味良く仕上がりますので、出来れば準備しましょう。体も温まりますよ。

レシピ

≪材料≫

・かぶ:2個(大きさによります)

・かぶの葉:適量

・鶏ひき肉:150g

・酒(or水):少量

・出汁:1と1/2カップ

・みりん:大さじ1と1/2

・醤油:大さじ1/2

・塩:小さじ1/2

・片栗粉:大さじ1

・千切り生姜:適量

≪下ごしらえ≫

・かぶは天地を落とし、厚めに皮をむいて一口サイズより少し大きいサイズにカットする。(小かぶならそのまま、大きめのかぶなら1/4が目安。)

・鶏むね肉を使う場合、叩いて鶏ひき肉にする(方法はこちら

・生姜は千切りにするか、すり下ろす。

≪手順≫

①酒、もしくは水を鍋に少量張り、鶏ひき肉をざっくりほぐす。ただしあまり細かくしすぎない方がいいと思います。この時点ではまだ火は点けません。

➁分量の出汁、みりん、醤油、塩を鍋に注ぎ、ひと煮立ちさせて灰汁をとる。

③味見をしておいしければかぶを入れ、アルミぶたをしてコトコト煮る。

④かぶが柔らかくなってきたら、かぶの葉を入れる。

⑤かぶが十分柔らかくなり、葉もしんなりしてきたらかぶと葉だけ皿に盛り、煮汁には少量の水で溶いた片栗粉を加えて混ぜる。とろみがついたらかぶにかけるようにして盛り付ける。

≪アレンジ≫

●葉がないかぶの場合は、下茹でしたさやえんどうやグリーンピースを盛り付けの際に一緒に添えてもいいでしょう。青みは必須ではありませんが、彩りがよくなります。

●風味を生姜以外でつけるなら、最後にゆずの皮の千切りを乗せるのもおすすめです。

●かぶを煮る際に粒のままの胡椒を加えても。

 

このレシピの魅力

☆旬の季節に、最もおいしくかぶを食べる方法の一つです。この季節に、ゆずや生姜など風味を変えて、何度も作ってみてください。

☆とろみをつけているので、たっぷりあんを絡めて食べれば作りたてでも味がしっかりします。酒の肴やご飯にも合うと思います。

☆青みはグリーンピースなどなんでもいいですが、葉付きのかぶがあればぜひかぶの葉を選んでください。かぶの栄養を最も多く含んでいる葉の部分を食べることで栄養も取れますし、何よりかぶを根と葉の両方丸ごと使うことで料理に一体感が出て、かぶのおいしさが一層強く感じられます。

【おまけ/関連記事】

今回は鶏ひき肉を買うのではなく、鶏むね肉をミンチにしました。その方法は先ほどもご紹介しましたが、再度貼って置きます。

ひき肉を包丁で簡単に作る方法とそのメリット3選

鶏ひき肉を手作りするメリットは意外にもたくさんありますから、ぜひご一読ください。

まとめ

かぶを風味良く味わうレシピのご紹介でした。

ご飯にも合うように、比較的濃い目に味付けしていますから、お好みでもっと薄味にしてもいいと思います。

とても腹持ちのいいメニューで、一人暮らしのかたの作り置きにも向いています。

ぜひ作ってみてください。

カテゴリー

人気の記事

no image 1

手づくりのひき肉 ハンバーグに餃子、ロールキャベツ、ミートローフ...家庭料理の定番からレストランで供されるシャルキュトリーに至るまで、肉料理に欠かせないのが「ひき肉」です。 分厚いステーキやブロック ...

no image 2

さつまいも、発芽しました 秋の話です。 高層ビルが立ち並び、仲間との連絡もスマホ一つで充分可能になってしまった現代。 そんなハイテクな現代に嫌気が差し田舎の古き良き味を思い出そうと熊本の名物おやつ「い ...

3

この記事を書いているのは晩冬。 寒い冬も明けて、ブリもそろそろ食べ収め。 そこで今回、ブリの白子を買ってきて煮つけにすることにしました。 本記事の構成 今回の記事は、大きく分けて2段組みになっています ...

-伊崎の快食日記。
-

Copyright© 伊崎の快活日記。 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.